みなさんは、コンテンツマーケティング・コンテンツSEO・SEOの関係性をご存知でしょうか?それぞれの定義や違いについてあまり詳しくない方も多いのではないかと思います。ですので、今回は、コンテンツマーケティング・コンテンツSEO・SEOの関係性について解説します!
目次
コンテンツマーケティング・コンテンツSEO・SEOの違い
まずは、それぞれの用語の意味を説明していきます。
コンテンツマーケティング・・・サイトへの流入~利用者のリピーター化までの一連の流れをメディアや資料などのコンテンツで行うこと。
コンテンツSEO・・・サイト内の記事によって、検索エンジンの評価を上げる方法。基本的に利用者の満足度の高い情報提供を行うことが、人工知能の評価アップにもつながります。
SEO・・・主に、外部、内部、コンテンツの3つに分類されます。検索エンジン上で人工知能にサイトを評価してもらい、検索エンジンで上位表示させるための施策。
このように、それぞれの用語は明確に意味が異なります。作業内容が被ることはもちろんありますが、設定しているゴールは違うということです。
例としては、読者の満足度が高まるように記事を作成すれば、サイト全体に好影響があるのです。作業そのもので考えるよりも、目的で分類すればわかりやすいでしょう。
コンテンツマーケティングとSEOの違い
コンテンツマーケティングは、読者からの評価を上げていくものです。具体的な作業としては、記事の作成、メルマガの発行、プロモーションビデオの作成などです。なんらかのコンテンツを通じて読者にアプローチしていくのが、コンテンツマーケディングと言えます。
一方で、SEOはGoogleの評価アップを狙っていきます。具体的な作業内容は、内部リンクを強化したり、サイトの情報をSNSに通知したり、質の高い記事を執筆したりです。作業内容自体は被る部分も多いですが、目的が異なります。
コンテンツマーケティングが利用者の評価アップを狙っているのに対して、SEOはGoogleの検索エンジンで上位表示されることが狙いです。そして、コンテンツの質を高める作業は、コンテンツマーケティングにもなりますし、SEOにもなります。
また、これらは間接的にも相互作用します。たとえば、メルマガを発行してその情報がSNSで拡散されれば、結果的にサイト訪問者が増えるので、サイトの評価も上がります。単純にメルマガが良かったと思った利用者が再度訪問すれば、PV数が増えてGoogleからのサイト評価が高まることもあるでしょう。
これはコンテンツマーケティングを狙えば、SEO効果も発揮しています。また、SEO効果を狙って内部リンクを強化すると、サイトの評価が上がり、上位表示される可能性があります。そうするとサイトが多くの人の目に触れることになるので、最終的に全体的にも好影響を与えます。
コンテンツマーケティング、コンテンツSEO、SEOの関係性
コンテンツSEOは、コンテンツの質を高めることによって、Googleからのサイトの評価を上げるSEOです。サイト評価を上げる手段としてコンテンツの質を高めるので、コンテンツマーケティングの効果も発揮します。
階層化してみると、「SEO>コンテンツSEOコンテンツマーケティング>コンテンツSEO」と言えます。Googleの評価と利用者の評価は切っても切れない関係なので、相互にリンクします。
BtoB企業とオウンドメディアの相性は?
オウンドメディアの利点をまとめると「情報を詳細に提供できる」ことに尽きます。メディア運営者が好きなだけ情報を記載することが可能で、制限はありません。サイト訪問者が全て読むかどうかは別にして、ありったけの情報を提供することも可能です。
また、オウンドメディアのメリットは他にも、訪問者と密なコンタクトを取れることもあります。例えば登録してくれた相手に対してメルマガを発行したり、PDFファイルでより詳細な情報を届けたりできます。
集約すると、オウンドメディアは他の媒体よりも情報を詳細に提供できることになるでしょう。オウンドメディアのコンテンツのほとんどは文字情報です。もちろん動画コンテンツや写真も可能ですが、サイト訪問者にもっとも見てもらいたいのは当然文字です。
しかし、最近は活字離れが叫ばれており、興味のない文字情報だと読まない人が増えています。特にネット上には文字情報が溢れていますし、読んでいられない気持ちもわかります。そして、面白さを求めているユーザーは動画や写真などの直感的なコンテンツを好みます。
一方で、企業の担当者は状況が異なるでしょう。BtoB企業のオウンドメディアは企業向けにコンテンツマーケティングを行っており、そのサイトを訪問するのは企業の担当者です。
企業の責任を背負っており、間違った判断をするわけにはいきません。その状況下では、なるべく詳細に情報が欲しいのです。この場合、オウンドメディアは非常にメリットがあります。企業の担当者は一般の消費者よりもより正確かつ深い情報を求めているからです。
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まとめ
結果的に、BtoB企業とオウンドメディアの相性は抜群です。BtoB企業の特性上、オウンドメディアとの相性は良いです。文字情報で専門性の高い内容を提供しても、企業の担当者は読んでくれる可能性が高いからです。
そのため、第一にコンテンツの質を高めることに集中しましょう。そのうえで、よりコンテンツに興味を持ったユーザーに対しては、メルマガ発行や、さらに踏み込んだ内容をPDFファイルで送るなどの施策が有効です。