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外注Webライターのメリット・デメリット・注意点

「オウンドメディアのWebライティングのコツがよく分からない」このような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?今回は、オウンドメディアを成功させるためにWebライターとして意識すべきことを紹介していきます。

自社でWebライティングorライターに依頼 どっちが良いの?

オウンドメディアの記事を書くのにあたり、自社でライティングするのか、それとも外注でライターに書いてもらうのか、どちらの方がメリットがあるのでしょうか。それぞれのメリットやデメリットをご説明していきます。

自社で記事を書くメリット

・外注費用が掛からない
・メディアの特徴を理解しているので、良い記事が書ける
・クオリティに波がない

と、このような内容になります。

特に3つ目の「クオリティに波がない」のは大切なことです。メディアを自分たちで立ち上げているため、内容も分かっていますし、どんなコンテンツを投稿したいことも理解していますので質を高く保つことができます。

自社で記事を書くデメリット

・書くことに時間を取られるため、多くの記事を書くことが難しい
・記事の構成や校正などの専門知識が必要

自社でコンテンツを作る際の最大のデメリットは時間に追われることです。

オウンドメディア専門の仕事をしているなら記事を書くことも可能ですが、ほとんどの企業が今やっている仕事と兼任で運用しているため、書くための時間が取れません。忙しい中で記事を書くと、クオリティも下がりますので大きなデメリットと言えるでしょう。

外注でライターに書いてもらうメリット

・記事に割く時間や労力が減る
・一気に大量の記事を外注できる
・高い技術を持つライターであれば質が高い

外注でライターに依頼することで生じるメリットは、このようなことが挙げられます。大量に記事が必要な時は、重要な部分を自社で書き、その他の多くはライターに依頼することで費用を下げている企業もあるようです。

外注でライターに書いてもらうデメリット

・費用がかかる
・メディアの内容を理解するのに時間がかかる
・コミュニケーションを取るのは難しい

外注でライターに依頼すると、どんなメディアなのか理解してもらいにくく、メディアについて理解できていなければ的を得た記事を書くことができません。

またネット上での付き合いになるためコミュニケーションが取りにくく、少しの言葉の間違いが相手を不快な思いにさせてしまったりと注意が必要です。

オウンドメディアでのWebライティングのポイント

自社でライティングをしていく場合のポイントは「読者が見たい内容のキーワードが入っているか」「問題を解決できる内容になっているか」ということに重点を置かなければなりません。

まず「読者が見たい内容のキーワードが入っているか」というのは、Googleの検索エンジンで探すことができます。例えば「医師」に関する内容で書く場合、Googleの検索エンジンで「医師」と入力すると「医師」に関する上位キーワードが表示されます。

上位キーワードとは検索回数が多いキーワードのことで、一番上に表示されているキーワードが「医師」の中でも一番多く検索されている内容です。

「医師」の場合は、年収・検索・求人・国家試験・結婚の順に表示されます。そして実際にそのキーワードを開いてみましょう。すると様々なタイトルが表示されます。

似たようなタイトルが並ぶことが多いのは、その内容が読者が一番検索しているため、どの企業もそのキーワードでコンテンツを作っているからです。

タイトルや内容を見ながら、読者が何を求めているかがわからなければなりません。例えば「医師 結婚」のキーワードで検索すると、ほとんどの記事が「医師と結婚するにはどうすればいいのか」という内容です。

これに対して答えを出す記事を書くのです。答えを出す=問題解決になりますので、自社で記事を書く時はキーワード探しと答えを書くことをポイントとして実践していきましょう。

ただし、先程もお話したように、このやり方は内容が他のサイトと似てしまうことが多いので、内容は医師との結婚を解決する方法だとしても、単に解決方法を書くのではなく「元結婚相談所員に聞いた!医師と結婚するにはこの方法」と角度を変え、説得力があるタイトルにすると、さらに良い記事になっていくでしょう。

オウンドメディアの記事をライターに依頼するときのポイント

自社でライティングするのではなく、外注で依頼する時の注意点をご説明しておきましょう。

ここで注意しておかなければならないのは「書いてほしい内容が伝わるように」すること。ライターさんが気にしている「記事単価や発注記事数、文字数」をきちんと伝えることです。

まず「書いてほしい内容が伝わるように」というのは、どんなメディアを立ち上げ、どんな企画で、方向性はどうなっているのかなどの詳しいディレクション(指導や進行管理)が必要です。

きちんとディレクションを書いていなければ、記事の方向性が全く分かっていないライターさんが集まるので、書いて頂く人を決めるだけでも膨大な時間がかかりますし、質の良いライターさんこそ、適当なディレクションでは引き受けてくれません。

質が高いライターさんに仕事を受けてもらうためにも、きちんとしたディレクションを書きましょう。その他、記事の構成はどちらがするのか、どのような構成を希望するのか、もしくはキーワードだけで構成はライターに任せるのかなどのプロットを伝えたり、執筆する時のルールを伝えましょう。

あとはライターさんが気になる「1記事あたりの文字数や単価、1か月あたりの発注記事数、長期なのか短期なのか、記事の納期や執筆頻度はどれくらいなのか、原稿料の支払方法」を必ず書いておきましょう。

ライターさんがディレクションを見たあとに、判断基準となる部分ですので必ず提示しておきましょう。あとは入稿方法や連絡のやり取りで使うツールも書いておくと丁寧です。

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まとめ

記事を自社で書くことができれば良いと思われるかもしれませんが、ライターも質の良い人に当たればプロ級の記事を書ける人がいます。基本的に記事を書くことが仕事ですので、自社で記事を書くより質の高い記事ができるのもライターです。

またその逆で、ランサーズやクラウドワークスに多い小遣い稼ぎ程度で仕事をしている方に質の高い記事を書いてもらうのは難しくなります。ですが、ディレクションをきちんと書くことで、質の高いライターを見つけることもできます。

重要な部分は自社で執筆し、数が多い場合は外注するなど、自社と外注をうまく使い分けると質も高くなりオウンドメディアが成功するサイトになるのではないでしょうか。