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オウンドメディアの記事作成のポイントや書き方まとめ

オウンドメディア運用にあたり「質の高い記事を作るのが難しい」「質の高い記事の作り方がイマイチ分からない」といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?そんな方のために、オウンドメディアの記事作成のノウハウをご紹介していきます!

最初はコンテンツを増やすことが重要

オウンドメディアを立ち上げたばかりの時は、何を目標にして取り組んでいけば良いかをはっきりさせる必要があります。そこで、オウンドメディアを成功させるために、まずは早期に100記事作成することを目指しましょう

しかしながら、質の高い記事を早いペースで作成するのはなかなか簡単なことではありません。オウンドメディアの有益性を発揮させるのは最低100ページ、理想を言えば800ページ必要と言われていますが、質が低ければ何の意味もありません

そこで、質の高い記事を作成する方法について解説しますので、質を保ちながらも記事をどんどん作っていきましょう。

オウンドメディアの記事作成のステップ

記事を作成する時に、いきなり書き始めても構成が崩れてしまう場合がありますので、計画を立てておく必要があります。継続的に情報を更新するには複数のネタが必要になりますが、一つのネタを有効活用するためにも、あらかじめ大まかなストーリーを作っておいてこまめな情報発信していきましょう。

それでは、どのように記事を作成していけば良いのでしょうか?

キーワードの洗い出し

まずは自社の商品・サービスに関連性があるキーワードにどんなものがあるか、洗い出してみましょう。方法としては、まずは自分で考えて洗い出してみましょう。

「ユーザーはどんなことに悩んでいるのか」「どんなことを知りたいのか」について考えてみてください。その次に、関連キーワードを取得できるツールを利用して新たなキーワードを洗い出しましょう。

関連ワードを出してくれるツールはとても有効ですので、無料で使えるツールをご紹介いたします。

関連キーワード取得ツール

キーワードのグルーピング

次に、洗い出したキーワードをグルーピングしましょう。どのようにグルーピングするかというと、例えば「ダイエット」に関するキーワード中でも長期的に取り組むもの、短期的に集中してやるものがあると思います。

そこで「ダイエット 短期」といったキーワードが含まれるものにグルーピングすることで、よりターゲットを明確にすることができます。

一つの記事で全てのニーズに対して対応することは難しいですので、このようにターゲット層を明確にした記事を作成することが大切です。

小見出し設計

そして、記事の小見出しや内容を設計していきましょう。記事の内容を考える上で参考になるツールもいくつか存在するのですが、ツールに頼っていくほど、そのツールを使っている他社と記事の内容が同じになってしまいます。

ですので、まずはそのキーワードで検索している人がどんな情報を求めているのか、どんな情報を提供すれば満足してもらえるのかについて考えてみるのが良いです。小見出しを設定した後は、その情報をどこまで掘り下げるのかも合わせて決めておきましょう。

サジェスト・関連キーワードで確認する

ユーザー目線になって記事の内容について考えた後は、サジェストや関連キーワードで確認することが重要です。

サジェストとは、下の写真の赤枠で囲っている部分のことです。「オウンドメディア」というキーワードで検索された場合、これらのキーワードも一緒に検索されていることが多いと分かります。

また、サジェストとは下の画像で赤枠で囲まれている部分です。これらのキーワードを確認することで、記事をより網羅的にすることができるのです。自分で考えた内容に加え、これらの内容を入れることによってよりユーザーの課題を解決できる記事を作成することができます。

競合との比較

検索上位を目指す上では競合のサイトをチェックすることは非常に重要です。

例えば、コーポレートサイトにおいても、自社サイトよりライバル企業サイトの方が上位に表示されていればそのサイトの方が有益なコンテンツであると検索エンジン側は評価しています。それらの上位サイトを徹底的に分析することで、自社に不足している情報が見えてくるかもしれません。

もちろん他社のサイトを真似してコピペは厳禁ですが、公開情報の方向性など、良いところを参考にすることは成功への近道となります。

コンテンツSEOのポイント

記事を作成していく手順について説明しましたが、オウンドメディアの記事をさらに充実させるためにはどんなことに気をつければ良いのかをご説明しましょう。

タイトルと内容の一致

タイトルと内容が一致していない、つまりクリックしたユーザーの期待を裏切れば最後まで読んでくれません。

ですので、タイトルと記事の内容が一致するように作成することが重要です。タイトルの内容がズレないようにするために、あらかじめ記事全体の設計を立てておく必要があるでしょう。

階層化させる

記事の内容が広く細かいほど、h2やh3で階層化させること必要があります。記事内に複数の内容が含まれている場合、小見出しを作って分けた方が見やすくなるということです。

ただ文字が並べられているだけだと読みにくいですし、せっかく詳しく書いたのにユーザーは読んでくれず、無駄になってしまいます。ですので、ユーザーに最後まで読んでもらい、有益な情報を届けるためにも内容を階層化させることを意識して、記事作成に取り組みましょう。

強調させる部分をはっきりさせる

先ほども書いた通り、文字がただ並べているだけだと読みにくいので、強調したい部分は太字にしたり、背景色をつけることで読みやすくなります。文字の大きさを変えることも効果的でしょう。

強調をはっきりさせることで、記事の伝えたいことが読者にも伝わりますし、ページからの離脱を減らすことができるでしょう。

作成後も修正・追記していく

記事は作成して終わりというわけにはいきません。作成した後もキーワードを変えたり、内容を修正・追記していくことが必要になります。

記事作成後の検索順位やアクセス数、直帰率や滞在時間をチェックすることで、改善点がはっきりします。その改善ポイントに施策を変え、取るべき施策をとっていきましょう。

オウンドメディアのSEO対策については、以下の記事でまとめてありますので、こちらの記事を参考にされてはいかがでしょうか?

関連記事:SEO対策とは

記事の文字数は何文字がベストなの?

記事作成のやり方についてご説明しましたが、記事全体の文字数はどれくらいを目安にすべきなのでしょうか?ユーザー心理として2000文字ぐらいがベストであると言われています。

2000文字の講読時間は約3分と言われ、Web画面上で集中できる時間とも言われています。この読みやすさを追求すればストレスのなく情報取得ができる有益なサイトとしてのユーザーの流入が期待できます。

また、SEO視点においても、来訪したユーザーがサイト内で迷わない様タイトルページに目次を作り、各情報ページにも「大見出し~導入~小見出し~トピック」の流れでコンテンツを整列させていくことで評価はあがります。

関連記事:SEOコラム記事は4000文字を推奨する話

記事作成における注意点

記事作成の方法や文字数について説明してきましたが、記事を制作していく上で常に意識しておくべきことがあります。それは、「ユーザーにとって有益な記事であるか」「ユーザーの課題を解決できるかどうか」ということです。

価値のある記事でなければ読まれても意味がありませんし、Googleも「ユーザーの役に立つコンテンツかどうか」ということを重視しています。

ですので「SEO的にどのように記事を作成すれば良いんだろう」と悩むのではなく、「ユーザー目線で役立てるようにしよう」という視点で記事を作成していくのが良いのです。

「ユーザーにとって役に立つ記事」をもう少し具体的に言うと、

・他社よりも広い範囲のトピックが含まれている

・他社よりも専門性があり、詳しい情報が書かれている

・独自性の高い記事である

という3点が主な項目として挙げられます。また、文字数が多いほどGoogleの評価が高くなると言われていますが、実際にはそのようなアルゴリズムはないと言われています。あくまでも、ユーザー視点で他よりも優れているかを評価しているのでしょう。

もちろん、文字数が多い方が情報量は多くなるので有益にはなりますが、文字数を稼ぐだけの稚拙な情報では評価にならないということです。逆に情報の構成や配列、文章のまとまりがなければ不適切と判断され、サイト評価は下がってしまいますので気をつけましょう。

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まとめ

オウンドメディアの記事を書き続けるのは大変な工数と地道な作業になります。また、ページ数が増えるにつれ、運用側も目的を見失ってしまったり、整理がつかず惰性で行ってしまっているサイトも多数見受けます。

そうならないためにも当初の目標設定を明確化し、中長期的な運用プランを立てておくことが重要となります。ですので、会社全体としての運用方針を決めてから、ユーザーにとって役立つ記事作成に取り組んで行きましょう。