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デジタルノマドとは?世界中どこからでも働ける新しい仕事の形

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新型コロナウイルス感染症の流行以降、リモートワークやワーケーションなど、新しい働き方が急速に増え、従来の通勤文化に変化が訪れました。そんな中、より自由な働き方を求める若者を中心に注目を集めているのが「デジタルノマド」という働き方です。

オフィスに出社する必要もなく、世界中のどこからでも働ける働き方。そんなデジタルノマドはどのような仕事で、どのような働き方をしているのでしょうか。

デジタルノマドとは

デジタルノマドとは、ITを活用し国内外を旅しながら働く人を意味します。似た言葉にノマドワーカーがありますが、ノマドワーカーはオフィス以外のさまざまな場所で仕事をする人を指します。

「自由に働く」「働く場所を選ばない」といった意味では同じですが、デジタルノマドのように「旅をする」「海外に旅をしながら働く」という意味までは含まれていません。

デジタルノマドはどんな仕事をしてる?

デジタルノマドに多い職業は、プログラマー、ライター、翻訳家、エンジニアなどのパソコン一つで仕事ができる職種が多いです。

これらの職業で働いている多くの人は個人事業主(フリーランス)ですが、コロナ以降、完全在宅勤務(フルリモートワーク)の求人を出す会社も増えたので、契約によっては会社員でもデジタルノマドになることは可能です。

実際に、IT大手企業では、フルリモートの求人が増加しています。デジタルノマドを目指す人は、自分の職業や会社でも実現可能なのか、ビズリーチやリクナビなどの転職サイトでリサーチしてみるといいでしょう。

デジタルノマドのメリット

  • 世界中自分の好きな所に住める
  • 通勤のストレスがなくなる
  • 旅行に行きやすい
  • 常に新しい環境に身を置ける

デジタルノマドの1番のメリットといえば、好きな場所に好きな時に行けることでしょう。

ヨーロッパの地中海に浮かぶ小さな美しい島国マルタや、北大西洋に浮かぶ英国領の島バミューダなど一度は行ってみたい島国がデジタルノマドを歓迎しています。旅行好きや、新しい環境が好きな人は、刺激的な毎日を送りながら、働くことができます。

デジタルノマドのデメリット

  • 時差の関係などで時間の管理が難しい
  • 周囲との関係が少なく孤独になりやすい
  • インターネット環境や仕事場が不安定
  • 体力的に疲れる

大きなデメリットとしては以上が挙げられます。旅をしながら働くことは、精神的にも、体力的にもエネルギーが必要です。また、緊急時に柔軟に対応するなどのスキルも必要になります。

また、デジタルノマドビザ取得には健康保険の加入や一定以上の収入が求められるなど条件があります。

デジタルノマドに必要な物は?

  • パソコン
  • パソコン周辺機器(充電器、ケーブル等)
  • USB
  • イヤフォン、ヘッドフォン
  • ポケットWifi
  • 衣類
  • パスポート
  • クレジットカード

パソコン1台で仕事をするので、仕事関連のデジタルツールは高品質の物を揃えた方がいいでしょう。海外で意外と突然必要になるパスポートや免許証のコピー、緊急連絡先などの個人情報は、デジタル化し、まとめてUSBに入れておくと安心です。

カフェやホテルで働く場合は、ノイズキャンセリングのイヤフォンもあるといいですね。衣服類などの日用品は、滞在先にもよりますが、海外旅行に行く時と同じと考えていいでしょう。

参考:テック用サバイバルキットを用意しよう

今後日本でもデジタルノマドは増えていくのか?

アメリカを中心に増加しているデジタルノマド、2025年までには3750万人のアメリカ人がリモートワーカーになると言われています。

海外で働くことを夢見ても、なかなか現実的には難しい人も多いでしょう。デジタルノマドなら仕事は日本のまま、海外で働くことが可能です。

日本のパスポートの場合、多くの国で3ヶ月はVISAなしで滞在できますし、ジョージアやクロアチア、ドバイやアイスランド、イタリアやアルゼンチンなどノマドワーカー向けのVISAを発給している国も増えています。

日本でもフルリモートの仕事が増え、働き方に変化が起こっている今、デジタルノマドという働き方も普及していくかもしれませんね。

参考:デジタルノマドというライフスタイルが注目される理由
参考:ノマドフリーランスができる国

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