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新卒採用のオンライン面接の注意点5選

新型コロナウイルスの影響で、今までの「当たり前」が通用しなくなってしまい、様々な面で新たな対応策を強いられることが増えてきましたよね。今回は今後も採用活動に定着すると予想される新卒採用での「オンライン面接」にフォーカスして、オンライン面接で注意すべきポイントを5つにまとめました。

その1:不慣れなのは、就活生ではないことを伝えましょう!

新たな採用方法を利用していく中で、なかなか接続のうまくいかない、音声がうまく聞こえているかわからないと言ったトラブルが就活生側に発生するケースが多いです。そのようなトラブルが就活生側に起きたときに、就活生はただでさえ緊張する面接に、さらにナイーブな状態で挑むことになります。

物事において最初がうまくいかないとなかなか自分の調子を保てなかったりしますよね?ですから、できるだけ面接に影響が出ないようにしてあげるために、面接官の方から「すみません。わかりにくいですよね。(笑)」など、面接官の方から不慣れであることを伝えることを心がけて見てください。

その2:いつもより頷きましょう!

良くも悪くもいつもより顔が近く、お互いに表情がはっきりとわかってしまいます。面接官側の気が緩んでいたり、興味なさそうな顔は就活生のやる気や熱意を不覚に折ってしまうことを忘れないでほしいです。

就活生側がどんなに「第一志望です!」と懇願していた企業でも最初に会う面接官の印象が悪いと、採用を出しても断られてしまいかねません。気をつけましょう。

その3:「共有」を許可しましょう!

オンライン面接を経験した学生にアンケートをとったところ「写真やパワポ共有したらすぐ説明できた」「せっかくオンラインでやるなら画面共有できたらいいのに」という意見が集まりました。

ただでさえ通常と違う面接を強いられているので、ここは就活生に自由に説明する時間を与えてもいいかもしれません。面接官側も共有された写真や資料を見ることで、その就活生の言葉では伝えることのできない強みを引き出せるのではないでしょうか。

その4:退出するときはお先に!

なかなかオンライン面接が終わり、自分からすぐに退席をするのは勇気がいるものです。会社でも上司が先に帰ってくれないとなかなか帰りづらいなど似たような体験されている方は多いのではないでしょうか。

それと同じで「失礼します」と述べてから、カメラから目を話すほんの一瞬のカメラ写りがとても奇妙なもので、後味が悪かったりします。ですから、面接官側から先に退席してもらうことでかなりの安心感が生まれます。ぜひ一度試してみてはいかかでしょうか。

その5:服装自由でリラックス効果!

ある学生のアンケートに「某ITベンチャー企業のオンライン面接に臨んだときに、面接官だけでなく学生も私服で驚いた」とありました。服装はその人の個性を表現するのにとても重要なアイテムでもあると再確認しました。

いろんな服装を着ている人が多く、「ある種ゼミのような雰囲気で、無駄な緊張感が取れ、リラックスして面接を受けることができた」と回答していました。スーツだと堅苦しい印象を与えてしまうので、私服にチャレンジしてみてもいいかもしれませんね!

まとめ

今回はコロナウイルス対策で「当たり前」になっていくであろうオンライン面接をより有効的に利用するためのポイントをご紹介しました。これからますます母集団形成が難しくなると言われていますが、エントリーしてくれた就活生が伸び伸びと自身の最大限の力を発揮できるように環境を整えてあげてほしいです。

またおススメは学生への面接フィードバックです。人事側には賛否両論あるフィードバックですが、学生側からは「嬉しい」「役に立った」など好印象の意見が多数です。フィードバックのコツはできるだけ褒めてあげることです。たとえ不合格だとしても、良い点を見つけてあげて次回に繋げてあげられるようにしましょう!