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営業会社のマーケティングのインハウス化の重要性

人材業界は営業力を強みに業績を伸ばしている企業が多い業界です。今は会社構造が大幅に変化しましたが、営業会社の代表格はリクルート。リクルート出身者が書いた営業に関する本はかなり多いです。

こうした営業会社の新規開拓方法は、アウトバウンドと呼ばれるテレアポや飛び込み営業が基本でした。ホームページがあればマシ。売上がそこそこある企業でも、ホームページをとりあえず作りました的な会社も珍しくありません。

しかし、最近では、ネット施策(ホームページ集客やインターネット広告)に力を入れる人材会社も目につくようになりました。一部ではインハウス化させる企業も出てきており、人材業界もかなり変わってきたと驚いています。

インハウスとは、組織内の、社内の、企業内の、内勤の、自社で、という意味です。 企業で、ある業務を外部の事業者などに発注・委託などせず自社の組織や人員で運営することをインハウスと言います。

これまで営業会社さんはアウトバウンドの営業に力を入れているため、ネットには予算も人員も全くない会社が大半でした。おそらくネットでの成功事例がないから、経営者が必要性や重要性を理解できていなかったのだと思います。この点に関して営業会社は10年以上遅れていると感じていました。

しかし、ここ1年くらいでサイトリニューアルをほどこし、毎日更新する(コンテンツマーケティング)企業があらわれてきました。ライバルですが、天晴れ。若い人材が多く、やると決めたらやり遂げるハイパフォーマンスな社員も多いので、ポテンシャルは各社とも高いのかもしれませんね。

営業会社だからこそ、コンテンツマーケティングは重要です。なぜなら専門的なノウハウを現場の営業が一番もっているからです。お客様が知りたい採用ノウハウは、会議室で起きているんじゃない。現場で起きてんだ!

弊社にとってはライバルが成長していることは嬉しくないですが、お客様目線を意識し始めた傾向はお客様側にとっては嬉しい改革だと思います。しっかり企業情報を公開し、ノウハウを提供する会社も増えてきていますので、比較検討しやすい環境が生まれてきています。

弊社もお客様に選ばれるように気合と根性で頑張りたいと思います。